セルフメディケーション(Self-medication)とは、自主服薬のことですが、医療機関にかからず自ら健康管理(セルフ保健)や服薬等の治療をすることです。歳出の医療費の増大により財政赤字をもたらしている中で考えられたセルフメディケーショです。人は自己治癒力をもともと持っていて医師は、患者の自己治癒力を補完し治療するのです。勿論、手術や放射線、専門薬の投薬などは本人では不可能能ですが、軽度の疾病に対して正しい医療知識によりセルフメディケーションを行うことは大切なことだと思います。そのためには、医療に関する正しい知識が必要と思います。セルフ保健により普段から自らの健康管理を進め、軽度の疾病については自ら治療する社会的慣習が必要と思われます。
正しい、医療知識の普及とセルフメディケーションを推進するためにもセルフ保健室の普及活動を行うべきと考えます。
※セルフ保健は、東洋医学的には未病管理の一つです。未病とは、既病の対語で「未ダ病にアラズ」で病気ではないのですが「未ダ」ですから病気が目の前にある状態をいいます。
検査に異常値がでたら当然に病気です。西洋医学型未病との説がありますがあり得ないことです。未病とは、検査結果が異常値に近い心身の状態または健康に害のある生活習慣をしている状態をいいます。